三味線の棹は3つに分解できるようになっています。
修理に出すときは、電車で1時間以上移動するため、3分割して小さなバックに入れて持っていきました。棹の両端の凸凹でぴったり合います。合わなきゃ困りますが、すごい技術だなあと思います。はずすときは、継ぎ目のあたりに片手を当てて、上からもう一方の手でトントンと叩くと隙間が生じるので、それから引き抜きます。慣れている人がすると、トンッスーって調子でかっこいいのですが、微妙に指の当て方とかあるのか、私は無駄に自分の手を叩き、痛いです。(涙)
そして
これは私の習っている流派、長唄佐門会発刊の楽譜です。
「いろは」で書かれているのは、勘どころ、指の配置です。
音を伸ばすとか、弾ませるとかの指定も書き込まれています。
洋楽のようなリズムはありません。「息」や「間」で構成されていく音楽です。
曖昧と言えば曖昧な世界ですね。
逆に私は、ボーカルのレッスンの時にリズムがきちんと取れず、例えば3拍伸ばして1拍休むなどうまくできず、先生にお世話かけました。ついついヨッ ハッでいっちゃうからです。
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